BUSINESS事業紹介
安全の仕組み
再資源化処理は、放射線管理区域として外部への飛散防止を徹底した建屋内で行われます。
人員や、入出荷原料の出入りは指定された経路に限定され、それぞれ厳格な管理を行います。
線量管理には、ロボットやITシステムも活用し、安全・正確・効率的な管理を実現しています。
作業員の安全対策

線量低減棟内で使用する保護具は、都度廃棄するか、構内専用とし、作業中に付着した粉塵等を工場外に持ち出しません。
また、線量低減棟内にWBGT(暑さ指数)計を設置し、熱中症防止に役立てています。また、適時作業員が休息を取れるよう棟内2か所に休憩室を設置しています。
安全対策設備
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1出入り管理室
すべての立入者の入退管理を実施し、記録を保存しています。 -
2受入時線量検査
すべての受入物は、重量測定後、線量測定を行います。 -
3退出時線量検査
積載物だけでなく車両もすべて自動化ロボットによる線量測定を実施してから退出します。 -
4放射線モニター
屋外に1台、受入・線量低減棟内に8台のモニターを設置し、空間線量を監視しています。 -
5換気装置
場内空気は、高精度フィルターを通して排気します。また、場内は負圧に保たれるため、粉塵などの場外への飛散も抑制されます。 -
6二重シャッター
車両の入退場ゲートには2重の高速シャッターを設置。車両通過時も一つは必ず閉となり、外気と遮断します。 -
7線量測定ロボットの活用
線量低減棟内では、5か所8台のロボットが稼働。
性格・スピーディな検査と作業員の被ばくの抑制、重機や回転物への接近による災害の防止に貢献しています。